Hiroki Hashimoto

橋本博季

1971年東京生まれ

成城大学 経済学部 経営学科卒

リクルートでの求人媒体、教育商品の営業を経験後、シーアイエス(現:ソニーグローバルソリューションズ)で人事を経験。中途採用業務、新卒採用業務、教育プログラムの企画~実施。新制度導入などに従事。その後マネジメント層向けリクルーティングエージェントでコンサルタント、マネージャーを経験。人事時代から合わせ、活躍するビジネスパーソン3000名以上と仕事観などについてお互いの意見を交わす。普段都内は自転車(愛車GIANT)で移動、お笑い好き、ビール大好き。クライアントや仲間の多くからは「はっしー」と呼ばれています。

CTIファカルティメンバー
CPCC 
(Certified Professional Co-active Coach)
ORSCC
(Organization and Relationship Systems Certified Coach)
TLC(The Leadership Circle:360度フィードバック)
認定プラクティショナー
TDA(Team Diagnostic Assessment Authorized Facilitator) 公認ファシリテーター
有料コーチング総時間数 2000時間
PCC (国際コーチ連盟 Professional Certified Coach)
PCC_PRINT

2007年から本業と並行して行っていたコーチングの分野に集中するため2010年独立。経営者、事業主、ビジネスパーソン、独立を考えている様々な個人などに向けてのパーソナルコーチングや組織向けコーチング・ファシリテーションなどを中心に活動。

2012年よりグローバルにリーダーシップ開発・コーチ養成ビジネスを展開するCTI(Coaches training institute) にてトレーナーとしてリーダーシップ開発やコーチの育成にも従事している。

「’’遊び心’’と’’厳しさ’’の同居する場創り」
コーチングだけでなく企業でのファシリテーションや日常生活でも大事にしています。一見対極にあるような要素が同時に存在することが人やグループ・組織を活性させると信じています。

コーチになるきっかけ

一つの問いが突き刺さる

自分のことは自分でわかっているし、仕事含めて人生結構好きなようにやっていると思えていた30代前半でした。もちろんうまくいかないと感じることもあったけれど、イマイチとは一度も思ったことはなく、キャリアコンサルティングに活かそうと気軽な気持ちで参加した、CTIのコーチングコースの中で、トレーナーからコーチング中にもらった一つの質問が僕の人生を大きく変えることになります。

セッションの詳細は覚えていないのですが、きっとやりたいことはあるのだけど、なかなか煮え切らないで、できない理由を話していたのではないかと。そんなときにコーチから、短く深い質問をもらいます。

「ねえ、はっしーの人生の主役は誰なの?」

・・・・・深い沈黙

もちろん、自分の人生の主役は自分であることは頭では理解していたと思います。ただ、不思議なもので体や心は素直にそう答えられず、浮かんできたイメージは自分自身が微妙に脇役でいる舞台シーン。

 

主役は何かわからなかったけど、どうやったら会社や他の人の期待に応えることができるのか、失敗しないのか、自分が本当にどうしたいのかは脇に置いたまま、いつの間にか主役の座を明け渡している感覚が湧きました。

やりたいこと、大事なことは何か?

本当に自分が「やりたいこと、大事なことは何か?」と考えるようになったのはそこからです。それまではいつのまにか「やれること、失敗しないことは何か?」と考えて(仕事・キャリアは特に)いたことに気づきました。

 

それからすぐにやりたいことが見つかって順風満帆に、、、とはいかず(人生そうはいかない!)紆余曲折しながらも「自分が本当にやりたいこと、大事なことは何か?」という問いを持って進んできました。思ったようにいくことはあまりないですが、人生そのものは僕にとってかなり面白いものになってきています。

 

たった一つの問いが、僕の人生の方向を大きく変えました。この体験が、コーチとして生きてみたいと思う原点だったかもしれません。

コーチングで大事にしていること

コーチとしても自身のクライアント体験としても確信するのは、人は自分のことをよく知っているようでよく知らないということです。違う言い方をすると、好奇心を持って自分自身を探求することは大きな可能性を生み出します。クライアント自身も気づいていない可能性に向けて、好奇心と遊び心と率直さがあることをコーチングセッションでは大事にしています。きっとみなさんが今「弱み」だと思っていることは、大きな強みになる可能性が高いと思いますよ。

コーチとしての喜び

一言で言えば、様々なクライアントの人生の物語に立ち会わせてもらえることです。仕事で成果をあげたい、パートナーとの関係を改善したい、どんなテーマであれその向こう側にクライアントの物語が現れます。多くの物語は綺麗で計画的なものではなく、生々しく、様々な感情があります。笑いも涙も喜びも悲しみも同時に存在している、そんな物語だと思えることが殆どです。そんなオリジナリティに溢れた物語にコーチとして関わることができ、新しいその人の物語を創るサポートができることは自分のとって最高の喜びです。

コーチングは旅

多くのクライアントは、最初に目の前の課題や目に見える事象について話をしますが、そのことを通して現れるクライアントの人生そのものをサポートしたり、明らかにすることがコーチの大きな役目です。人生の目的、価値観、制限的な思い込み、恐れ、様々な感情に気づき、そこから学び、新しくバージョンアップした自分で改めて自分の人生を選択して進んで行く、コーチングはそんなラーニングジャーニーだと思います。 

よって、楽しいだけでなく、自分にとって時に厳しい現実と向き合う必要もありかもしれません。安心安全な場であるからこと、勇気を持って真実と向き合える、それがコーチングの魅力です。

コーチングは実践

自分自身の価値観、思い込み、感情、なりたい姿、あり方をイメージできることと同時に大事なのが、それに向けて日常生活の中で実践をすることです。

 

言うのは簡単ですが、ここがとっても難しい。

 

人はそれが良いか悪いか別にして、変化に対しては自然と抵抗する力が働くからです。「今じゃないよ」「失敗したらどうするの?」「お金は?」などなど。誰しもが持っている特徴なのでこれ自体が悪いわけではないですが、この声に従っているともちろん望む変化は起きません。

 

自分の体験からもこの実践を一人でやっていくのは大変です。コーチとともにこの実践を積み重ねていくことこそコーチングの核心かもしれません。

提供するコー・アクティブ・コーチング®について

私たちが提供するコー・アクティブ・コーチング®についてより詳しく知りたい、自分自身で学ぶことに興味のある方はこちらをご覧ください。